日本の交通事故死者のうちの歩行中の死者の割合は、欧米諸国と比較しても極めて高く
(※日本35.0%、イギリス24.9%、フランス16.1%、アメリカ16.1%、スウェーデン15.3%、
ドイツ15.3%【国際道路交通事故データーベース資料による】)道路交通法第38条に
「横断歩道を横断しようとする歩行者がある時は、横断歩道の直前で一時停止し、その通行を
妨げないようにしなければならない」旨が規定されているにもかかわらず、JAF調査によれば
「信号機のない横断歩道」の車の一時停止率は、21.3%(全国平均)と非常に低く、横断歩道に
おける歩行者優先の交通ルールが徹底されていない状況にあります。
このような状況を変えるには、一人一人がこれに目を向け、自らができることを実践することから
始まると思います。
そこで弊社は、この度全社員が横断歩行者の安全確保に取り組む事業所として、内外に『横断歩行者
保護宣言』を行い、横断歩行者の安全確保に向けた行動を実践する取り組みに参加させて頂きました。
去る4月7日、奈良県警察本部関係者が来社され、弊社会議室にて交付式が行われました。
弊社代表として総務部次長が横断歩行者保護宣言を読み上げ、奈良県警察本部より『横断歩行者保護宣言事業所
の証』とステッカーが授与されました。