先日、本社にてセコム株式会社のAEDインストラクターである植西様に、
心肺蘇生とAEDの使用方法を講習して頂きました。
受講者は、現場の監督さんたちと総務部有志。
AEDを設置している現場もありますが、いざという時には躊躇してしまう
かも、使ってはいけない場合もあるのでは?という不安の声があったので、
良い機会になりました。
実際に使用することがないのが一番ですが、万一の時対処できるようにして
おくことが大切だと実感しました。
画像のあとに、心肺蘇生とAEDの使用の一連の流れを記載しています。
※AED使用時の一連の流れ(ご参考まで)
●倒れている人を発見
●周囲の安全確認⇒反応の確認(両肩を軽く叩きながら呼びかける)⇒
反応ありの場合は、傷病者の訴えを聞き必要な応急手当
反応なしの場合は、以下へ
●大声で助けを求め119番通報、AEDの搬送依頼
誰か来てください!!人が倒れています!
あなたは119番通報して下さい!
あなたはAEDを持ってきて下さい!
●呼吸の確認⇒
普段通りの呼吸あり⇒気道確保又は、回復体位
呼吸なしか呼吸しているかどうかわからない場合は、以下へ
●心肺蘇生を胸骨圧迫から開始
胸骨圧迫 30回
人工呼吸 2回 ⇒ 心肺蘇生を繰り返す
●AED到着
まず電源ON⇒メッセージ通りに行動(電極パットの装着等)
除細動実施(電気ショック)に備え、傷病者に触れない
AEDが自動的に解析 ⇒ 除細動実施(電気ショック)
●直ちに心肺蘇生再開 ⇒ 繰り返しへ
AEDは自動解析へ戻る(約2分後)⇒ 傷病者にふれない ⇒ 除細動実施
救急隊が到着するまでAEDは電源ONで、電極パットは貼ったままにしておく
救急隊に引き継ぐか、何らかの応答や目的のあるしぐさが出現するか、
普段通りの呼吸をし始めるまで続ける。